きものカフェの常連さんが演劇やってるのでみてきました♪
他のもろもろ見られるのは複雑だけど…
何か伝わると嬉しいと思うので検索引っかかるように書いてみる(笑)
果たして検索するのかどうかはわかりませんが(笑)
ざっとご紹介
つねプロデュース第4回公演「家あげ花火」
劇団がやる演劇ではなく、この舞台のために役者さんやスタッフさんが集まって作る
ちょっと変わった形式の舞台でした
大概主催は劇団で、劇団員以外の客演が居るって形だと思うんだけど…
どうなんだろうね?
内容はドタバタコメディー?(分類よくわからん)
なんだけど、登場人物の人間関係がドロドロ(笑)
キーワードだけ並べても
不倫、離婚、二股、ひきこもり
こんな修羅場になるしか有り得ない人間関係にトドメを刺すように家が火事(笑)
ここからさらにお隣さんとか、通りすがりの消防団員も巻き込みながら話が進んでいきます
感想~
ちょっと感動もしつつ、しっかり笑わせてもらいました
笑いどころとして真っ先に挙がるのはお父さんの扱いの酷さ(笑)
「(離婚届に押す)はんこ取ってきて」「(携帯の)充電器取ってきて」
家燃えてるのに(笑)
あと、娘が母親経由で父親と話す※父親に言いたいことを母親に向かって話している
嫌われすぎだろう父(笑)
そしてかなりの存在感を放っていたひきこもりの息子
ステレオタイプなひきこもりニートオタクをばっちり再現(笑)
Tシャツはナルト、彼女は寧々さん(笑)
もうね、彼女の名前を呼んだ時点で笑ってしまった(笑)
途中までほぼ台詞が無かったけど、座ってるだけでつい目が行ってしまう
あれだけの存在感を出せる役者さんってそうそう居ないんじゃないのか?
他にも、上司に対して超卑屈なお隣りのご主人、
かなり残念な感じの野次馬の女の子などなどクセのあるキャラクターばかりでした
個々の役に対しては他にも色々あるけれど、
だらだら書いても仕方ないのでこのくらいにして
脚本について個人的に思ったことなど~
演劇とか音楽とか小説とか漫画とかを創るってことは何かを伝えるってことだと思う
今回の舞台って何を伝えたかったんだろうって考えた時に思いついたのは「家族」
ひきこもりの兄に対して妹がぶつけた言葉の数々
個人的にかなりグサグサ来た(笑)
他人のせいにして他人に責任押し付けたほうが楽なんだよね実際
そこを身内が露骨に指摘するってのはこういう非日常じゃないと難しいかなと
妹は自分が辛かったことも含めてかなり辛辣に兄を攻めた
でもその兄が燃え盛る我が家から持ちだしたのは愛する寧々さんではなく、家族の思い出が詰まった箱だった
その箱がきっかけになってバラバラになりかけた家族が家族として絆を取り戻していく
このあたりが伝えたかったことなんじゃないかなと
個人的に涙腺緩んだのもこのあたりのやり取り
ただし、隣の奥さんの新たな恋のせいで台なし(笑)
綺麗にまとめるのが恥ずかしかったのか、
あくまでもコメディーとして終わらせたかったのか
真相は脚本家のみぞ知る…かな?(笑)
全体に~
あっという間に終わってしまいました
完全に引き込まれてた
役者さんも全体に上手いと思ったしね
俺は感受性が強いらしいので、評論家の方から見ると甘い採点だと思う
が、別に俺は評論家ではないので甘口上等だと思うよ(笑)
俺が楽しい、感動したと思ったらそれが全て
素人だもの(笑)
漫画やアニメ、ゲームと違った形で非日常に身を置けるというのはやはり楽しい
今回きっかけをくれた子には感謝です
10年ぶりの社会人演劇、堪能させてもらいました♪
真ん中の花束の子がその子 本物は超可愛いです(笑)
今回出番の半分はゴミ箱の中…
だから開演前の案内(前説の前説?)してたのかしら…